カードゲーマーにやってもらいたいカードゲーム
こんにちは。
最近話題のカードゲームアプリ、僕も死ぬほど遊んでます。
これです。コードオブジョーカーポケット(CoJP)ですね。
僕はゲーセンとは無縁の人間なのでこのスマホ版で初めてCoJを触りました。
こんなことを言うとアケ勢に怒られそうですが、シャドウバースに始まった近年のDTCGブームに少し乗り遅れている印象を受けたこのアプリですが、僕もリリースされることは知っていたものの特に期待はしていませんでした。
でもいざリリースされてみると、主にHS界隈で嫌というほど話題に挙がっている訳ですよ。まあじゃあそんなに言うならやってみるかと。
今回はそんなCoJPのゲーム性について思ったことを書いていきます。
CoJPの知識しかないので、ここはちげーだろカスってところがあったら是非ご意見お願いします。
・このゲームは面白いのか
結論から言うと、かなり面白いです。
僕はHSやらSVやら、あとはほんとに軽くやったことあるよって程度のものなら遊戯にVGにDMにWSにポケモンに、更にはボボボーボ・ボーボボのカードゲームまで、略称だらけで訳分からなくなりそうですけど、まあ割とカードゲームは大好きなので色々やったことはあるんですね。そこで他のカードゲームと比べたCoJについてです。
・アホみたいなマリガン方法
カードゲームといえばマリガンですけど、まあ当然ゲームごとにマリガンの方法は違ってきます。
HSやSVみたいに任意のカードを任意の枚数引きなおしたり、ポケモンみたいにそもそもゲームにならないような特定の条件の時にだけマリガンできたり、そもそも遊戯王みたいにマリガンそのものがなかったり。
じゃあCoJではどんなルールか?
こうですよ。これは公式HPのスクショなんですけど、何回でもマリガンできちゃうんですね。
5秒間という制約はあるものの、気に入らなければ無限に引きなおせるんですよ。
これ、他のカードゲームやってる人なら「馬鹿なんじゃないか?」って思ってしまう人も多いと思うんですよ。僕もそうでした。まあ5秒間というと実際には4回ぐらいしか引き直せないんですが。
でもこの画期的なマリガン方法のおかげで、「初手糞すぎてまずゲームにならない」というゴミみたいな負け方がほとんどないんですね。
・ドローしまくるカードゲーム
どのカードゲームでも、手札ってどの項目よりも重要視されてると思うんですね。
強欲な壷は圧倒的パフォーマンス力から長年禁止だし、HSでは大体1ドロー辺り1.5コストぐらい必要って考えられてます。
CoJはと言うと、まあ無条件で0コストで2枚ドローするカードはさすがにないんですけど、それでも死ぬほどドローできるんですよ。
まず、どのカードゲームでもターンが回ってきたらドローフェイズがありますよね。
CoJではこのドローフェイズでカードを2枚引きます。並のプレイヤーなら喜びで失神してしまいます。
更に手札に同じユニット(モンスター、ミニオン)がいれば、それらを重ねて1枚にすることでカードを1枚ドローできるシステムがあります。
びっくりですよね。手札で重ねるってなんだよ。っていう。
まあこの手札を重ねる「オーバーライド」っていうシステムこそがCoJの最大の特徴であり最大の魅力なんじゃないかと僕は勝手に思ってます。
このオーバーライド、ユニットが戦闘で相手ユニットを倒したときか手札で重ねた時になるんですけど、オーバーライドしたカードがレベルアップして少し強くなるんですね。1/1/1を重ねたら1/2/2になるみたいな感じです。スタッツが上がる以外にも色々お得なことはあるんですが、まあそれは置いときます。
あとは、「ユニットが出た時カードをドローする」の趣旨の0コストのカードがたくさんあるので、それらを積めばカードを出す→ドローする→またカードを出す→......と、1ターンで何枚もドローできるんですね。この間にオーバーライドを駆使すれば更に続けてドローすることができます。10枚とかドローされても驚きません。
そして一番の驚きがこのカードです。
手札を一枚捨ててデッキから好きなカードを手札に加えることができるカードです。
こんなカード、他のゲームで出たら一日で使用禁止になってもおかしくないですよ。
小学生が考えたんじゃないかと疑っちゃいます。
まあこんなカードがあってもしっかりとバランスは取れてるし、このカードの使い方って本当に難しくて奥が深いんですが、こんなぶっ壊れてるカードがあるよって紹介ですね。
・各キャラクターごとの必殺技
先程、オーバーライドがこのゲームの一番の魅力と伝えましたが、これも一番の魅力です。皆が桃太郎なんですね。
DTCGといえばヒーロー、リーダーみたいな感じでデッキごとに一人キャラクターを選ぶのが普通になってきてる印象で、CoJでもデッキごとにエージェントを一人設定します。
HSやSVなんかは各キャラクターごとに使えるカードが決められていますが、CoJではどのキャラクターでも好きなカードでデッキを組むことができます。この自由度の高さは本当に嬉しくて、様々なデッキタイプが存在できる理由の1つにもなってきます。
じゃあキャラクターによってどんな違いがあるのか。
それはアビリティです。まあ一言で言ってしまえば必殺技ですね。
1回の対戦で1回だけ強力な効果のカードを使えて、それはキャラクターごとに違うよ。っていう感じです。必殺技ゲージが貯まると自動で手札に来るっていうシステムですね。
1つのキャラクターに4つ設定されてあり、その中から1つを選んでデッキを組みます。
そのアビリティは強欲な壷だったり、テミスの審判だったり、はたまたホーリースパークだったりと本当に色々あるんですが、その効果によって必殺技ゲージの貯まる速度が違います。カードを2枚ドローするだけならかなり序盤でゲージが貯まりますが、相手の手札を全部捨てるという極悪非道効果なら中盤終盤じゃないとゲージが貯まらないんですね。
じゃあどうすればゲージが貯まるのか。
1つに、相手からダメージを受けると少し上昇します。
そしてもう1つが、「自分のターンを早めに終わらせれば終わらせるほど多く上昇」しします。
そうです。このシステムによりこのゲームでは長考をしなければしない程優位に立てるんですね。
「じゃあ脳死で強いカードを出してターン終了するだけの糞ゲーか・・・」
違います。
・常に思考していないと勝てない
HSやSVのようなゲームでは、基本的に相手ターンになったらやることがありません。
もちろん次の自分の手を考えたり、相手の行動から相手の思考を読んだりとかそういうことはあるんですが。
CoJでは遊戯王でいう魔法罠ゾーンがあって、相手の行動に割り込んで行動することができるんですね。
これはHSやSVになかった、最も楽しいシステムです。
また、先程の手札で同じユニットを重ねるオーバーライドですが、重ねた内の1枚は墓地に行きます。
この墓地は自分と相手、いつでもお互いに見ることができるので、相手がオーバーライドしたなって時に相手の墓地を見れば相手の手札を1枚確認することができるんですね。
そしてこのゲームは1ターンにこれでもかとドローするので、相手は1ターンに何度もオーバーライドしてくるんですよ。
こんなときにぼけーっとテレビでも見てたらそれだけで情報アドバンテージを何枚も失うことになっちゃうんですね。
また、自分の墓地を見れば自分のデッキにどのカードが何枚残ってるかなども分かります。そんなことしなくても全部完璧に覚えられます~って人は中々いないと思うのでかなり重要な行動です。もちろん自分のターンでも確認できますが、前述の通りこのゲームではターンを早く終わらせればそれだけでアドバンテージなので、出来るだけそのようなことはしたくありません。
それと細かいところでは、相手の伏せカードをある程度予測することができるケースがあるんですね。
それは「ラグ」です。
ユニットを出したとき、普通ならすぐにそのまま次の行動を出来るんですが、相手が伏せカードをセットしていたときに少しだけラグがあった場合、それが「召喚反応型」のカードであるということが分かっちゃうときがあるんですね。これを相手のターンで見つけることができれば、それだけで大きなアドバンテージです。まあこの辺は少しズルな感じもしますが、強い人は多分皆やってることで運営もこれを含めて読み合いしてくれって感じなのでしょうが。
とにかくこのゲームは考えることが多くて、更には時間とも戦わなくちゃいけないので常になにかしら思考していなくてはいけません。
番人ミニロボ兵役ウルダマンロウゼブミスチャレDr.ブームティリオンをすれば勝てる訳ではないのです。
・結局何が言いたいか
ここまで長ったらしく他のDTCGとの違いについて書いてきましたが、つまりは
カードゲーマーにやってもらいたいカードゲーム
ってことを伝えたかったんです。
マリガンや大量のドローにより他のゲームより手札事故が少なく、相手のプレイに干渉できるので運負け糞ツイートする場面が本当に少ない印象です。
もちろん引きが良くて勝った負けたはある程度存在しますが、地力で負けたって感じることが多いんです。
また、無課金で遊ぶには少し窮屈かなって印象はあります。
このゲームにもカードの生成と分解はあるんですけど、まあそれが本当に大変で、無課金の人は1枚のカード作るのにどれだけ苦労するんだってのは思うし、実際僕も苦労してます。
でも軽くリセマラして(すぐ終わります)先程の無限の魔法石でもゲットして5000円も課金すれば今現在のカードプールではほぼ不自由なく遊ぶことができています。
他にもこのゲームでは、弱いカードをデッキに入れれば入れるほどランクマッチでのポイントの上昇率が上がったり、手札を1枚捨てることで他のカードのコストを1低くすることができたり、ホーム画面で可愛い女の子にお触りできたり、まだまだ魅力は尽きませんが疲れたのでこのへんで終わります。
こんだけ偉そうに書いてて僕はまだJ~K前半をウロウロしてる雑魚なので、とりあえずはACE目指して頑張ります。
それでは