結局世界は僕が救うしかない
買いました。MODE MOOD MODE。
6thアルバムのDrIzzyから1年半ぶりらしいです。最近のユニゾンの曲出すペースが尋常じゃないことを考えるとちょっと遅いんちゃう?って感じですけど、新譜が出ることはありがたいことですね。ありがたやありがたや。
ボールルームで2曲、血界で1曲、さらには3月のライオンで1曲。
アニソンスクエアガーデンなのはもう今更ですけど、さすがにペースやばすぎません?これは大流行バンドですね。間違いない・・・。
とまあ、新譜が出るのは本当に嬉しいんですけど、直近3枚のシングルの感想が、「正直微妙」ってなってたんですよね。とにかくカップリング曲が弱い。
音楽の好みなんてそれこそ人それぞれなんで、弱いも強いもありゃしないと言ってしまえば終わりですけど、やっぱり弱いですよ。
さよならサマータイムマシンを初めて聴いた時、僕は一生このバンドを応援しようって思いましたけど、サンタクロースは渋滞中を聴いて、同じ感情になれますか?って話。
まあどの曲も程度の差はあれど普通に好きですよ。ランナーズハイとかはライブでしか聴けないって思ってたんでまた聴けて単純に嬉しかったし。
何が言いたいかって話ですけど、僕は心配してたんですよ。
お前は何様かって言われそうですけど、とにかく心配してたんです。
最近のユニゾンですけど。
UNICITY設立からちょっとあやしかったですけど、最近ではTカード、ユニゾンカフェ(笑)。
挙句の果てには公式が歌詞ツイートですよ。メンヘラ女子高生か?
ユニゾンの楽曲の7割ぐらいは歌詞にあると思ってるんでそこをウリにするのはいいんですけど、単純に気持ち悪くないですか?僕の感性が毒されてるだけ?
これはあくまで僕個人の意見なんですけど、ユニゾンは「発信側と受信側を明確に区別」しているのがとても良い。「俺達は好き勝手やらせてもらうから、君達も勝手にしてくれ」と。1万人に好かれる訳ではないけれど、10人ぐらいが彼等に救われる。そういう曲を作ってきていたと思うんですよ。きっかけは与えるけど、手は差し出さない。彼等はあくまで発信者であり、受信者から受信することはない。
そのアーティスト>リスナーの関係が最近、少しだけ、ほんの少しだけ崩れてきてるんじゃないかなって。Tカードにしろ、カフェにしろ、歌詞ツイートにしろ、全部紛れもなく「発信」なんだけれど、「リスナーが求めている」から作ろうと。
需要があるのを知っていて供給してるって言うんですかね。まあ商売だから当たり前と言っては当たり前なんですけど。
やかん一筋で商売を続けている頑固企業があって、一定のやかんマニアに愛され続けていたけれど、急におしゃれな電気ケトルも売り始めた。伝わりますかね、自分でも何言ってるか分からないんで多分伝わらないと思います。
長々と、それは長々と老害ぶってますけど、僕がユニゾン好きになったのってPopulus Populus~CIDER ROADの間ぐらいなんで、全然古参じゃないんですけどね。
で、本題の今回のアルバム。お前はどうだったんだと。
「ユニゾン、サイコー!w」
何が変わるでもない、蓋を開けてみればいつものユニゾンスクエアガーデンがそこにあったわけで。
さっきまで長々と書いてたネガティブな考えがCDインポートしてる時すらもずっとあって、そんなに期待はしてなかった。
全部杞憂だった。1曲目で全部の不安が吹き飛んだ。
Own civilization。
心配したか?古参も新参も残念だけど差し出された手は噛み千切るから。
あくまでアンチコミュニケーションが彼等の文化であって、やっぱり彼等は発信側だった。
「この手は差し出さない」から「差し出された手を噛み千切る」までになってしまって・・・。
どうでもいいけど、Sad Sad Kiddieっぽいイントロですけど、どうなんですかね。
pillowsに関することはなんでもやっていいと本人達からお許しが出てるのでそれを受けての対応だったら面白いんですけど笑
一体誰に向けた記事なんだって話ですけど、まあつまりは7thアルバム、MODE MOOD MODE、名盤でした。今までで一番好きかも。
シングル3曲入ってて薄味に感じたのは否めないですけど。巷では記憶を消して聴きたいアルバムとか言われてるらしいですね。
曲順含めかなりライブ感あるのが印象でした。このセトリでライブやってほしい。
1月28日、国際展示場のライブ行くので楽しみです。
今年は結構ドタバタしててユニゾンのライブ行けてないから1年ぶりぐらい、もしかしたらもうちょっと空いてるかもしれない。
今回のアルバム曲が聴けなそうなのがちょっと残念だけど、楽しんできます。
タイトルは今回のアルバムで好きなフレーズ
愛が世界救うだなんて僕は信じてないからね、仕方ないね。
次回更新→スイッチでカービィのエアライドが発売したら